

下関幸町にある老舗の書店、こどもの広場児童書専門店は、文字通り絵本や児童文学などを専門に取り扱っている絵本屋さんです。ずっと前から行きたいと思っていながら、遠方なのでなかなか機会がありませんでしたので、とても訪れるのを楽しみにしていました。青い屋根に、木の看板、手作りのポップが張り出され、入り口前には「おくつをぬいであがってね」の札が掛けられています。ここは靴を脱いで入る本屋さんなのです。もちろん抱っこした赤ちゃんがハイハイしても、こどもが床に座って本を読むことも自由。本の多さもさることながら、店内にはぬいぐるみもあり、木のおもちゃもあって、親子がゆっくり本を楽しめる工夫が随所にちりばめられていました。 ヨムヨム広場(読み聞かせ会)や、選書会、原画展など、多くのイベントが開催され、著名な作家さんもいらっしゃいます。幅広い交流のある店主横山さんだからできるイベントなので、絵本作家ファンにとっては、イベント目当てで遠方から通うファンも多いです。(チケットはすぐ売り切れになるくらい人気です)。絵本好きはもちろん、どんな絵本を読めば(こどもにすすめたら)いいかわからない方も、ぜひ来て、いろいろ店主、スタッフさんとお話してみて、自分の1冊を見つけてもらえたらと思います。