心地よさ。
本が好きな私は1人で出かけた時や、また家族で出かけた時には必ずと言っていいほどその場所にある本屋には寄っています。大型書店もあれば、小さいけれども地元に根ざした本屋さん。それぞれいい所や嫌なところはあると思います。大型書店はやはり品数の多さが売りなのは間違いないでしょう。わたしも行きますが欲しいものは間違いなくありますし、検索機も充実してしており、あの広い場所をあまり迷わなくてすみほんと便利だなと感心してしまうほどでした。そして近頃はカフェと併設されており飲みものを購入すれば本をそのカフェ店に持ち込むことができ、そのような店舗は若いOLや学生さんで常に賑わっております。20年以上前では考えられない光景で、時代の移り変わりにはビックリすることが多すぎます。昔は地元に根ざした本屋さんしかありませんでした。そのような店に幼い頃の思い出がたくさんありました。その店主は私が読みそうな本を教えてくれたり、毎週必ず買っていた週間少年ジャンプをダメなんですが、取り置きしてくれたりしました。しかも毎週月曜日販売なんですが、前日の日曜日に売ってくれたものでした。今の時代に照らし合わせるとまず間違いなくクレームがあってこの本屋さんはこのSNSで拡散され、閉店に追い込まれたり、毎日嫌がらせを受けたであろうと考えることが簡単に予想がつきます。当時は世の中も人も心に余裕があったんだろう。何度も言いますが今の時代はアウトでも、そういった交流があって、それが波及して地元の人たちとも知り合いになって、そこの商店街の方とも仲良くなり、母親とその本屋さんで購入した帰りに夕飯のおかずをその商店街で買い物して、また交流会が生まれて輪が広がっていくのは子供ながらに知り合いが増えることにいい気持ちになったものでした。しかしこのような商店街にある本屋さんは少しはあるのでしょうが私の周りには全くありません。勝手に立ち読みしても怒られない(まぁ滞在時間にもよるでしょうが)し、気楽に立ち寄れるみせが私にとってはこのアシーネなのです。入りづらさも全くないこの本屋さんはほんとおすすめです。