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出版用語集(さ行)



出版に関する用語(さ行)をご紹介します。

再校

再校(サイコウ)

再校(さいこう)初校で修正指示をした赤字を訂正した二度目の校正刷りのこと。「二校」とも言う。再校でも校正が行なわれるが、その際、赤字が入った初校とこれを修正した再校を照らし合わせ、初校が正しく修正されているかを確認する。正しく修正されていない、または修正がもれている場合は、初校校正の場合と同じようにその箇所に赤字で訂正内容を記入する。再校校正では修正が少なくなり、見落とされる可能性があるため、修正箇所を目立つように大きめに丸囲みすることもある。最終段階に入ってくるため、数値や名称の誤りなど読者に大きな影響を与えかねない誤りがないかどうか慎重に確認する必要があるが、この時点での大幅な内容の追加などは避けなければならない。最終的に誤りが残っていないか念を入れて確認する「素読み」も行なわれる。

再販制度

再販制度(さいはんせいど)正式には再販売価格維持制度。出版社が書籍、雑誌の定価を自社で決め、書店などで定価販売ができる制度のこと。本来、独占禁止法では生産者が小売業者に対して商品の価格を指示することは禁じられているが、出版物に関しては1953年(昭和28年)の法改正により認められた。再販制度があることで出版社は全国どこでも自社で定めた価格で販売することができる。書店は取次会社から仕入れた出版物を店頭に並べ、再販制度と共に定められる委託販売制度により、売れ残りはリスクを冒さず返品できるなどのメリットがある。いわば出版社、取次、書店を守ってきた制度でもある。だが、見直しに向けた議論が交わされる制度でもある。遠隔地でも都市部と同じ値段で買える、返品できるおかげで書店には個性的で様々な本が並ぶなどの恩恵を受けられるため制度を維持しようという声もある一方、大手出版社のなかにはすでに自社のWEBサイトなどで過去の出版物を割り引いて販売する会社もあるなど、今後、内容の変更も考えられる制度でもある。

三原色

三原色(さんげんしょく)色の基本となる3色のこと。原色は他の色を混合しても作ることはできないが、すべての色はこの三原色の組み合わせにより表現できる。三原色には2種類あり、テレビやモニターなどの発光体に使用されるR(赤)G(緑)B(青)の3色は「光の三原色」とよばれ、混ぜ合わせると明るくなり、さらに高い強度で合わすと白色となる。印刷物に使用されるのは、C(シアン・濃い水色)M(マゼンタ・赤紫色)Y(イエロー・黄色)の「色材の三原色」で、原理的には色を均等に混ぜ合わせると黒色になるとされているが、実際はインクや紙の特質上CMYを混ぜ合わせても黒色にはならず、暗い茶色になる。そのため印刷においては特別に黒色のインクを使い合計4色で表現する。

雑誌

雑誌(ザッシ)

雑誌(ざっし)週刊、月刊、隔月刊、季刊、年刊などのように定期的に刊行され、一定の編集者と読者をもつ出版物のひとつ。複数の記事が一定の編集方法のもとで掲載されている。娯楽雑誌などの一般誌だけではなく、学術雑誌や官公庁誌、団体・協会誌、企業誌なども含める。日本雑誌広告協会の雑誌分類認定委員会が定義する雑誌ジャンル・カテゴリ区分によると、総合誌、一般週刊誌、写真週刊誌、趣味専門誌、コミック誌、ファッション誌、生活実用情報誌などがあり、カテゴリも多種多様。ティーンズは19歳以下、ヤングは20〜24歳、ヤングアダルトは25〜34歳、ミドルエイジは35〜49歳、シニアは50歳以上とされている。株式会社富士山マガジンサービスが3月4日を「ざっ(3)し(4)」の語呂合わせで雑誌の日に、3月、4月を雑誌の月と制定している。

雑誌コード

雑誌コード(ざっしコード)出版社が発行している雑誌を管理するために使われる識別コード。1954年(昭和29年)に取次のトーハンが4桁のIBMナンバーを内部管理のために用いたのが最初とされ、1968年(昭和43年)に5桁の新コードとなり、雑誌コードと改められた。当時、雑誌の創刊ラッシュとなり新たな内部管理が必要となったためとされる。コードは日本雑誌協会、日本出版取次協会、日本書店商業組合連合会の三団体により構成する共通雑誌コード管理センターが管理している。出版社などが新たな雑誌を創刊する際には雑誌コードの取得が不可欠だが、新規での取得は非常に難しく、すでに取得している雑誌コードと共通して使えるようにするため、定期刊行物の別冊扱いとして出版するケースも多く見られる。雑誌コードは1986年(昭和61年)に共通雑誌コード、2004年(平成16年)に「定期刊行物コード」と名称を変えているが、旧来の名称である「雑誌コード」と呼ばれることが依然として多い。

CMYK

CMYK(しーえむわいけー)カラー印刷に使う色材、C(Cyan)=シアン、M(Magenta)=マゼンタ、Y(Yellow)=イエロー、K(Key Plate)=キープレートのこと。「キー」とは、印刷する画像の輪郭や濃淡といった細部を表現するために用いられる「キープレート」という版の略称。通常は黒インキが使われる。CMYは色の三原色であり、組み合わせることで様々な色を表現する。黒色も理論的には表現可能であるが、実際の印刷物上でCMYから充分な黒色を生み出すことは困難であるため、K(主にブラック) を追加して4色としている。実際の印刷では、CMYKに加えて蛍光色などの特色インクを用いることで色彩表現の幅を広げることも行なわれている。色の3原色には光の三原色(RGB)と色料の3原色(CMY)がある。

写真集

写真集(シャシンシュウ)

写真集(しゃしんしゅう)1冊をまとめるコンセプトのもとで、写真を中心に誌面を構成してあるもの。人物から風景、動物、歴史的な建築物など取り上げられるコンセプトも多岐にわたる。書籍や雑誌と異なり、写真集では撮影者が誰なのか、また被写体となった人物、さらにテーマはどういったものかが読み手の興味を引く重要な要素を担う。なお、複数の写真をまとめてあり複製することができるということを写真集と考えると、世界で初めて刊行された写真集は1841年(天保12年)のフォックス・タルボットが手掛けた「自然の鉛筆」とされる。商業的な出版物だけでなく、個人が自分で撮影した写真をまとめたもの、さらに紙に出力したものだけでなく、デジタルでまとめたものも写真集と言われる。

写真週刊誌

写真週刊誌(しゃしんしゅうかんし)週刊で発行される雑誌。誌面のほとんどが写真で構成されるのが特徴。日本では1981年に新潮社から「FOCUS」が発刊されたことが始まりとされる。スキャンダルやゴシップなどが多い写真週刊誌が登場する以前は、月刊で新聞社が発行する社会的な記事を多く取り扱う写真雑誌は存在していた。写真週刊誌の主な読者層は男性となり、そのため芸能からスポーツ、ビジネス、政治など男性が好む内容を網羅することになる。国内のバブル景気と共に隆盛を極めたが、バブルの終焉と共に規模は縮小し写真週刊誌の休刊も相次いだ。即時性の高かった週刊誌もWEBというメディアにはかなわず、有料会員化を図り自社の運営するWEBメディアへの誘致を図るなど、紙とWEB両方での展開を行なう媒体もある。

写真植字

写真植字(しゃしんしょくじ)写真の原理を用い、文字盤上の文字に光を当て、レンズを通して印画紙に文字などを焼き付けることで、「写真植字(photo type setting)」、略して「写植(しゃしょく)」と呼ばれる。DTP(デスクトップパブリッシング)が普及し、パソコン上で文字、画像の入力、組版までできるようになってからはほとんど使われていない。光を通すレンズは拡大、縮小、変形ができ、文字盤、レンズ、マガジンなどの機械を「写植機」と言う。写植では光をレンズで屈折させて1個の字母から何段階も文字サイズを変更して大きさを決める。写植した印字済みの印画紙のことも「写植」と呼ぶ。写植は文字盤の下にある光源がレンズで拡大、縮小をされ、レンズの上にあるマガジン内の印画紙上でピントを結び文字を焼き付けていく。

出版

出版(シュッパン)

出版(しゅっぱん)販売や頒布する目的で文書や図画を複製し、これを書籍や雑誌の形態で発行すること。出版物を扱う会社を「出版社」と呼ぶ。出版(複製)はほとんど印刷して行なわれるため、出版社にとっては印刷機、そして販売する場所の確保、流通させる経路などは不可欠となる。雑誌などは日本では明治時代中期から出版されたが出版法や新聞紙法に基づき、内務省検閲局による検閲等が行なわれていた。出版というメディアはテレビ、ラジオ、WEBなどに比べ即時性では劣るものの、情報の正確性、蓄積性に長けたメディアであると言われている。出版に似た言葉で「上梓(じょうし)」というものがあるが、「梓(し)」はノウゼンカズラ科のキササゲのことで、中国で木版印刷の版材にキササゲが用いられたことに基づいている。

出版社

出版社(しゅっぱんしゃ)書籍、雑誌などを発行する会社を総じて「出版社」と呼ぶ。創業した背景、創業者が定める経営方針などにより文芸書、雑誌、漫画、学術書など扱うものは会社によって異なる。専門分野に特化したものだけを扱う場合の他、規模の大きい会社では、総合的に複数ジャンルを出版するところもある。自社で印刷物を発行する会社を「版元(はんもと)」と呼ぶこともある。それぞれの出版社は、取り扱う商品に合わせて、日本書籍出版協会、日本雑誌協会など関連団体に所属していることが多い。また、全国の書店に流通しているいわゆる全国誌の多くは東京にある出版社が出版しており、一極集中が進んでいると言える。だが、地方ごとに流通している書籍、雑誌なども数多く存在する。

出版社PR誌

出版社PR誌(しゅっぱんしゃぴーあーるし)書店のレジ横などに置かれることの多い、A5版変形と小さな小冊子タイプの出版物。その名の通り、自社をPRする名目で出版社が発刊しているもの。定価も100円程度と安価で求めやすい。作家の小説やエッセイ、自社出版物の宣伝などが掲載されている。購入してくれる読者はもちろん、取引先である書店員へ自社商品を紹介するツールとしての機能も持ち合わせている。出版社PR誌の歴史はかなり以前まで遡り、1897年(明治30年)に丸善から出された「學鐙(がくとう)」が最も古い。ついで1938年(昭和14年)の岩波書店の「図書」などと続く。誌面も若手の作家による連載から、ベテラン作家によるここでしか読めないエッセイなど読み応えがあり、出版社PR誌の連載をまとめて1冊の作品として刊行されるものもある。

出版取次

出版取次(シュッパントリツギ)

出版取次(しゅっぱんとりつぎ)出版社と書店の間に入る流通業者。製造元と販売店の間に入る流通業者も広義の意味で「取次」と呼ぶが、出版取次は委託販売制度があるため、書店が在庫の管理をしなくて良い点が他業種と大きく異なる。国内での出版社は約3,500社、書店は1万5,000店前後が存在すると言われており、それぞれが個別に取引を行なうことは実質不可能なためこうした出版取次が存在している。印刷会社から刷り上がった本などの商品を集荷し送本する集荷機能、書店からの返本処理、さらに出版社への委託販売代金の見込み払いも行なうなど、金融機関のような役割も担う。日本には取次会社は100社あまりとされ、トーハンと日販が「2大取次」と呼ばれ、2社で全体シェアの7割以上を占めている。書店以外のコンビニや駅の売店などへ雑誌、新聞などを流通させる取次会社を「即売」と呼んでいる。

初校

初校(しょこう)出版にあたっては、印刷に先立って仮刷りを行なうが、原稿をもとに組まれた最初の校正刷りのことを初校と言い、「ゲラ」とも言う。また、その校正のことを指し、版下を作成する印刷の場合は版下のコピー、DTPの場合はプリンターで出力したもの、活版の場合は試し刷りを原稿とつき合わせる。その際、文体や漢字、送り仮名、かな使いなどが統一して書かれているかどうか、1行の文字数や1ページの行数、行間、活字(フォント)などが指定通りに組まれているかどうかの確認といった誤植、体裁上の不備、図版の位置や大きさ、柱やノンブルの位置、目次と本文の見出しに相違がないかどうか、レイアウトやデザイン、発色の確認も行なわれる。校正期間が短い場合は、初校で校正者と著者が同時に校正を行なうこともある。ちなみに「初稿」は、作者が書き直す前の最初の原稿を指す。

書籍

書籍(しょせき)「図書、本、書物、Book、モノグラフ」とも言う。紙などの素材に、文字や記号、写真、図柄などを印刷し、糸や糊といった接着剤で装丁、製本したものを言う。多くの国では、単発的に小部数を発行する書籍と定期的に大量部数を発行する雑誌の流通が分かれているが、日本は書籍も雑誌流通システムを利用している。そのメリットとしては、流通コストが抑えられる、書籍出版社の負担が少なく資本規模が小さくてすむといったことが挙げられる。本の流通形態で書籍とされるものは、単行本、シリーズ物、セット物、リーフレットのセット、巻物、CD。雑誌とされるものは、新聞、雑誌類、漫画本、ムック本など。最近では、印刷された本ではなくデジタルデータの状態で流通し、閲覧される電子書籍もある。

書店

書店(ショテン)

書店(しょてん)出版社、取次を経て届けられる出版物を販売するところ。岩波書店など歴史ある出版社は、もとは書店から始まったという例も少なくない。本の定価は出版社が定め、配本される本の種類、部数はほとんどが取次により決められている。一口に「書店」といっても、百貨店や大型ショッピングモールに店舗を構える大型店から、商店街にある小規模な書店などと規模も幅広い。日本国内の書店は、急激に店舗数を減らしていると言われ、古書店やコンビニエンスストアなど出版不況に加えて、出版物が書店以外の新たな販売ルートを持ち始めたことも要因と言われる。そのため、書店では店舗独自の色を強く打ち出すために、専門分野に特化した品ぞろえを図るなど、他店舗との差別化を図るなどの試みがなされている。

新古書店

新古書店(しんこしょてん)ブックオフコーポレーションなどが展開する、新しい形態の古本屋のことで比較的、近年に出版された古本を取り扱うためその名が付いた。希少価値の高いマニアックなものを扱う古書店とは異なり、安価で一般的な出版物をメインに扱う。業界最大手の最大手のブックオフは、従来の古本屋のイメージだった、狭い、暗いなどを一新し、広い店内、明るい店内と活気ある接客が特徴。古本、CDの販売も手掛け、近年ではWEB上からオーダーすれば自宅まで買い取りに来てくれるサービスも行なうなど、本の買い取りにも力を入れている。古書店という販売形態は、1990年代以降、急速に発展したジャンルであり、同じ出版物を販売するという点では、たとえ中古であろうとも書店にとっては驚異的な競合相手にあることは間違いない。

自費出版

自費出版(じひしゅっぱん)商業出版のように取次や書店を介し流通ルートを確保したりせず、著者が自費で出版する書籍などの出版物のこと。ノウハウがあれば制作から印刷までを一人で行ない自費出版することも可能で、絵本など個人の趣味を反映させた出版物を自由に作ることができる。制作した自費出版物は、著者がWEBで販売したり、販売可能な店頭に並べたりする他、販売を行なわないケースも多く見られる。一方で自費出版を請け負うことをビジネスとする出版社や印刷会社も存在する。著者からオーダーを受け収益を上げるもので、損益のリスクを出版社が自ら負わなければいけない商業出版とは大きく異なる。自費出版した本を契約した書店で販売する「共同出版」なども存在する。流通ルートにのせる本の多くは雑誌コードが必要となるため、コードがあるかないかで自費出版と見分けることができる。

地紋

地紋(ジモン)

地紋(じもん)紙にのせるカラーを「地色」と呼ぶのに対して、柄、模様のことを「地紋」と言う。主に色数の少ない新聞、または広報誌などでレイアウト上でのアクセントとして使われてきた飾り。テクスチャや地色のように敷いて、上に文字をのせたり、ひとつの地紋を飾りとして配置したりすることもある。また、類似したもので「地紋印字機能」というものもあり、これは印刷物を別のコピー機で印刷すると地紋を浮かび上がらせるようにしたもので、二次的にコピーされたものかどうかを見極めることができる。原本かそうでないか、第三者による不正なコピーなどを防ぐために利用される。

ジャケット(カバー)

ジャケット(カバー)書籍、文庫本などで表紙を保護する役割を担うもの。「カバー」と呼ぶこともある。雑誌では表紙そのものにデザインや加工を施すケースが一般的。ジャケットの表には執筆者名、翻訳者名、出版社名が入り、裏には定価、そして日本図書コード(ISBN)、バーコードなどが入ることが多い。背にも書名やシリーズ名、著者名や出版社名を入れる。そもそもジャケットは、刷り上がり、流通を経て購入者の手に渡るまでに本の汚損などを防ぐことが目的で付けられていたが、現在では本の顔として様々なデザインを施すことが多い。海外では「ダストジャケット」、つまり埃を避けるためのものと言われている。一部の図書館ではジャケットを取り外した状態で貸し出しを行なうところもみられる。

スリップ

スリップ書籍などの中に挟んである二つ折りの長細い伝票、売上カードのこと。スリップの他、「短冊(たんざく)」とも呼ばれ、書店で本を購入した場合、会計時に抜かれるので一般的には書店などでしか目にすることはない。自由にデザインができる売上カードの面と、補充注文カードの面に分かれていて、補充注文カードについては日本図書コード管理センターにより印刷事項が決められている。補充注文カード面では書籍用のバーコード、定価の総額表示、発行所、著者名が書かれている。書店では、売り上げを書籍本体にあるバーコードを読み取り管理することが多いため、スリップは売上管理という意味合いをなさなくなっている。だが、出版社では総額表示と消費税率表示の役割としてスリップは機能していて、消費税率が変動したときに刷り直したりせずスリップを付け替えるだけで変更できるメリットがある。

背(セ)

背(せ)本の部分名称のひとつ、本を並べたときに書名が入る部分。本の背中にあたる。書籍の綴じ側。「背表紙」とも言う。仮製本の場合は、直角に仕上げられ、中綴じやノート製本は丸山の形の背になる。本製本は丸背の場合と角背の両方がある。表紙の原稿を作る際、背のサイズによって原稿サイズが変わり、背は本文の頁数・紙の厚みによって変わってくる。おおよその背幅を計算する式もある「(本文ページ数 ÷ 2)×厚さ下表=背幅(mm)」。製本工程で乱丁や落丁を防ぐために、各折り丁の背の部分に書名と折丁の順序を示す番号の背丁が印刷されており、背丁と一緒に■●などの記号も刷り込まれている。「背標」と呼ばれるもので、折の並べ方の正誤を確認できるよう■●などの記号が階段状に並ぶようになっている。背丁は、青焼きの段階から確認できる。

製版

製版(せいはん)印刷の前工程で、印刷用の原版を作ること。また、原版から印刷版面(活字原版、凸版、凹版、オフセット版)を作ること。原稿などの版下を撮影してフィルムを作り、そのフィルムを修正して下版に備える作業であり、下版前の修正のきく最後の工程となる。製版として作られるフィルムはネガとポジの2種類あり、用途によって使い分けられる。一般によく知られているオフセット印刷は、製版フィルムから刷版を作成し、その刷版を印刷機にかけて印刷する。最近の印刷システムでは、フィルムを使わないデジタル化が進み、製版前の工程の組版データをPDFやPSに書き出し、デジタル面付けして直接刷版にレーザーで焼き付けるCTP(Conputer to Plate)出力が主流となってきている。

責了

責了(せきりょう)「責任校了」の略。校正紙に赤字が入っていても、また、赤字が少ない場合に、校正刷りの必要がないと判断されると、印刷所の責任において修正を終えることを前提に発注者が校了とする。その際は、印刷所内で内校をかけて校了まで責任を持って赤字を修正しなければならない。印刷所が責任を持てないような修正がある場合は、再度校正刷りを出すようにし、時間がない場合は発注側の編集者や校正者を印刷所に派遣してもらい、その場で修正の確認をしてもらう。初校から再校、三校に進むに従って赤字がなくなっていく収束型が編集の基本であり、責了したら後戻りはできないため、修正がもうないかを確実に確認をし、落ち着いた状況で責了する必要がある。簡単な文字修正や再版時などは責了になることが多い。

絶版

絶版(ゼッパン)

絶版(ぜっぱん)一度発行した書籍などを再び発行しないこと。この場合、出版社は著作権者との間で設定した出版権を放棄することになる。絶版になるということは、書店で取り寄せ注文をしても、手に入らないということになる。絶版になるには売り上げが伸びない、出版後に出版物内において何かしらかの問題があることが分かった、出版社自体が倒産してしまったなどのケースが挙げられる。絶版に似たものに「品切重版未定」と言うものもある。絶版と同じで一般書店で手に入らないが出版権事態を出版社が保持している点が異なる。絶版後に再び刷られることは稀だが、映画化に伴い原作本が絶版から再度、復刊されることもある。また、1部からでも、消費者の注文があれば電子データで届けられるオンデマンド出版の普及により今後、絶版と言う言葉自体がなくなる可能性もある。

全国出版協会

全国出版協会(ぜんこくしゅっぱんきょうかい)文字、活字文化の振興と啓発を図る公益社団法人。出版社と取次会社のトーハンで構成されている。出版に関する業界全体、市場の動向などを調査、報告する、毎年4月発行の出版指標年報といった出版物も刊行している。なお、刊行物については「社団法人全国出版協会・出版科学研究所」として発行される。この出版指標年報には、過去1年の出版物の販売金額、販売部数、返本率の推移も掲載されている。また、本に触れるきっかけを作ってもらおうと、小学生を対象にホームルームの時間に読書を推進する朝の読書全国縦断交流会なども行ない、活字と親しむ時間の増加に努めている。広く取り上げられることになる、月間、年間ベストセラーの発表も行なう機関でもある。

装丁

装丁(そうてい)「装幀」と書く場合もある。本全体のデザインのことで、表紙、ジャケット、帯などすべてのデザインを指して「装丁」と呼ばれる。本や雑誌を手に取ってもらい、購入へと導くために重要となる外観のデザインなだけに、内容、ターゲットなどを熟知した上でデザイナーが制作に取り掛かることになる。シリーズ化するものなのか、単発のものなのかによっても大きくデザインは異なってくる。装丁者の名前は目次の裏や奥付に入れる場合が多い。ただ、文庫本など発売していくごとにジャケットのデザインが異なるケースのある場合は、カバーの折り返しに入れられることもある。装丁は本の外側全体のデザインであることに対して、装本は紙の種類、印刷方法、製本の様式までを指す場合が多い。

外函

外函(ソトバコ)

外函(そとばこ)本の保護を目的に付けられる箱のことで、「外箱」と呼ぶこともある。ただし、外箱の場合、商品を内部に入れる箱という意味合いでも使われ薬やゲームソフトなどを入れる箱も、外箱ということがあり、出版社などでは外函と記述することが多い。辞書などに付けられるケースが多く、第一に保護を優先する場合は、原価を抑え安く製函するため印刷用紙よりも厚手の板紙で作ることが多い。ただ、装飾も目的とした外函にはカラー印刷時の色ののりなどを考慮し、より高級な板紙を使うこともある。また、書籍を扱う出版社では、帯の付いた本や外函入りの本の場合、すべての外観を含めたものを「書影(しょえい)」と呼んだり、帯や外函を外した状態のものを「書影」と呼んだりするケースもある。

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