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出版用語集(か行)



出版に関する用語(か行)をご紹介します。

買い切り

買い切り(カイキリ)

買い切り(かいきり)指定の委託期間が過ぎればノーリスクで取次に返品できる委託販売品と逆で返品しないことを条件に仕入れる商品のこと。現在、流通している出版物はほとんどが委託販売品だが、出版社が指定したものの一部に買い切り品が存在している。また、消費者が注文し取り寄せた商品も原則として買い切り品としての扱いになる。なかには買い切り品しか出版していない出版社も存在する。買い切った商品はすべて売らないと利益にならないため書店側にはリスクが大きい制度でもある。ただ、書店が自由に返本を行なえる結果、返本に関するコストは取次、出版社の収益悪化にもつながるため、出版社でなく、取次店で一部の商品に対して、買い切り制度を推し進めようとする動きもあり、今後、買い切り制度がより普及する流れもある。

解像度

解像度(かいぞうど)アナログではない、デジタル画像の画素のきめ細かさを示す数値を「解像度」と呼ぶ。画像そのものを指す場合もあれば、スキャナなど周辺機器の精度を表すこともある。dpi(ディー・ピー・アイ)という単位が用いられ、数字が高い程、高精度の画像データとなる。1インチに対して、いくつの点(dot、ドット)が含まれるかを示している。商業目的の印刷物であれば、300dpi〜600dpiの解像度を持つ画像データが必要となってくる。必然的に使うサイズが大きい程、画像データ自体の容量も重くなる。だが、パソコン上での表示などに限れば一般的には72dpiを基準にして作られているケースが多い。他にスキャナの性能を表記するppi(ピクセル・パー・インチ)、印刷物の線の数を示すlpi(ライン・パー・インチ)もある。

階調

階調(かいちょう)英語の「gradation」(グラデーション)のことで、色の濃淡の変化を指す。パソコン上での画像表現の細かさを表す尺度として用いられる。濃淡の段階を数値化したもので、階調が多い程、色彩を滑らかに表現できることになる。2階調の画像は白と黒の2段階しか濃淡がないモノクロとなる。白黒の間に中間色としてのグレーが1段階ある場合階調は3となる。一般的にパソコンのカラーディスプレイは、表示をRGBの色空間で扱っていて、R(赤)、G(緑)、B(青)の色がそれぞれ2階調ずつあれば表現可能な色の組み合わせは2の3乗、すなわち8色となる。普通のパソコンは、RGBの各色を256階調ずつ表現できるようになっている場合が多い。この場合に表示可能な256の3乗、すなわち1,677万7,216色が「フルカラー」と呼ばれている。

改訂版

改訂版(カイテイバン)

改訂版(かいていばん)すでに発売した既刊の本に対して内容を一部訂正、改定、または追加して再発行した版のこと。内容を大幅に追加、入れ替えたものは、署名に改訂版と記すことも多い。出版社ごとに発行年月日を明記していて、初版は「平成0年0月0日 第1版第1刷発行」と書かれる。在庫がなくなり、改定もせずにそのままの内容で追加を刷ることを「増刷(ぞうさつ)、増刷り(ましずり)、重版(じゅうばん)」と呼ぶ。また、改訂版の発行年月日の表記に関しては、初版で書かれた発行年月日の下に「平成0年0月0日 第2版第1刷」と、「版」の数を増やして明記していくことになる。改訂版は追補改訂版と明記することもある他、発行年月日の表記方法は出版社ごとに表記の仕方が異なるケースもある。

角版

角版(かくはん)レイアウトにおいて写真やイラストを配置するとき、正方形または長方形などにトリミングして使用すること。丸形に比べると堅いイメージはあるが、写真だと四角はスタンダードな形なので、撮影したそのままを使うことが多く、現実感を伝える演出ができるという利点もある。背景や周囲の色と被りがおきないようトリミングも必要。四角形は安定感もあるが、角版の写真やイラストばかりだと誌面上で見た場合、動きがなく味気ないレイアウトになってしまうため配置に工夫が必要となる。丸形にトリミングしやわらかな印象を与える「丸版」とは組み合わせやすく、輪郭に沿って背景を切り抜いた「切り抜き版」を合わせることにより違った印象のものになる。

加工

加工(かこう)印刷物を個性的に仕上げたり、目を引きやすいようにしたり、特徴を持たせることを可能にするのが様々な加工。チラシなどで折り曲げて使われることを想定している場合に用いられる折り加工や、チケットやクーポン券の切取線などに使われている、印刷後に細かな破線状の切れ目を入れるミシン加工、雑誌やカタログの表紙、書籍カバーなど、印刷された紙に接着剤を塗布してフィルムを圧着させ、表面の保護や光沢感をアップさせるPP加工など、種類も豊富。「プロセスカラー」と呼ばれるCMYKの4色をかけ合わせたプロセスインキではなく、「特色」と呼ばれる調合済みのカラーインキによる印刷、雑誌やカタログへのチラシや小冊子の差し込みなども加工のひとつとして捉えられる。

カメラマン

カメラマン(カメラマン)

カメラマン出版物だけに限らず、映像などの撮影を行なう人物。プロ、アマ問わず「カメラマン」と呼び、写真に特化した人は「写真家」と呼ぶこともある。出版社でいうカメラマンは雑誌を制作するための写真を撮影する人のことを指し、法人化している写真スタジオに所属する社員のカメラマン、フリーランスなど外部へ撮影を委託するケースが多いが、出版社自体が社員としてカメラマンを雇用している場合もある。カメラマンもライターと同様に、専門分野に特化した人が多く野球やサッカーを始めとしたスポーツ全般を撮影するカメラマンなど、それぞれが得意とするジャンルは多岐にわたる。新聞や雑誌で掲載するもの以外にWEB上や、チラシで使う写真を撮影することもあり、長期間で契約することはほとんどなく、仕事ごとに報酬を受け取るケースが一般的。

館づめ

館づめ(かんづめ)編集者や出版社が筆の遅い作家に対して、作品を書き上げるまで監視したり、拘束したりすることを指す。主に旅館やホテルなどの1室を借り切り、そこを仕事場として提供することが多い。街中を離れ田舎の温泉宿の部屋を数日間借り切ったり、街中のホテルの1室を借り切ったりすることもあるなど、作家、出版社によって様々ある。宿泊など、館づめによって発生する費用は出版社側が負担することが一般的。なかば強制的に部屋に閉じ込めることから、「缶詰」と言う言葉ともかけてある。昭和22年、小説家であり編集者でもあった宇野千代が、自身が復刊させた「文體」への原稿を書いてもらうため、神奈川県にある奥湯河原の加満田旅館に小林秀雄を館づめにしたことが最初と言われる。

カンプ

カンプ写真やイラストのダミーを用意し、最終的な印刷物に近い仕上がりイメージを確認するための完成見本のこと。詳細なレイアウト見本を意味する「コンプリヘンシブレイアウト(Comprehensive Layout)」の略。実際の制作にとりかかる前にクライアントへ提出するデザイン案を指すこともある。カンプを見ながらデザインが企画や編集意図に沿っているかを検討したりする。そして、検討後に実際の原稿やイラストなどの材料を用意して組版に進むのだが、DTPの場合は、モニターでカラー作品を確認できるため、レイアウト開始と同時にカラーカンプ、組版、製版上の色指定まで同時に一貫して進行する。DTPによるカラーカンプは、ファイル配信も、カラープリンター出力も可能。

額面広告

額面広告(ガクメンコウコク)

額面広告(がくめんこうこく)鉄道の乗客が集中するドアの横、乗客の目線上にある位置に置かれる広告。ポスターを1枚ごとフレームに入れて掲出されるため、クオリティの高さが強調できる。1車両内を使い、ストーリーを持たせた誘導広告にも利用される。広告としては他にも、立っている乗客が自然に目に入る位置に掲出され、細かい文字までじっくりと見られる窓上広告、小さなスペースを活用した見やすい位置とデザイン効果のステッカー広告、ドア上部の液晶モニターから電鉄会社の情報や生活情報、オリジナル番組枠、インフォマーシャル枠、ステーションブレイク枠を設けて放送する、ポスターとは異なる情報を発信できる車内ビジョン広告などがある。1編成の車内媒体をすべて1クライアントのポスターで掲出するADトレインも目を引く。

休刊

休刊(きゅうかん)発行している雑誌、または新聞などの定期刊行物を諸事情により出版しなくすること。「休刊」と言う言葉がよく使われるが、一定期間を経て改めて発行し直すケースはほとんどなく、事実上の廃刊(はいかん)と同じ意味を持つ。休刊した雑誌には、これまで使用してきた雑誌コードがあるが、休刊した場合、これまでの雑誌コードは共通雑誌コード管理センターが2年間保留する。その期間に雑誌が復刊しなければ、別の雑誌に再び使われることになる。また、雑誌名は商標登録されていることがほとんどで、その商標権の有効期限は10年。10年ごとの更新が必要となる他、休刊してから3年以内の発行がなければ、商標権を失ってしまう。そのため、商標権を失った時点で「廃刊」と呼ぶこともできる。

行揃え

行揃え(ぎょうぞろえ)文字列をどの位置を基準に揃えるかという決まりごとのこと。頭揃え、後揃え、中央揃え(センタリング)に分けられる。頭揃えは、横組みでは左揃えと言われ、段落内の文章をページの左端に詰めて配し、縦組みでは行の最上部が揃える最もシンプルな配置。後揃えは、横組みでは「右揃え」と言われ、段落内の文章をページの右詰に配することから、住所やキャッチ、リードなど特殊な場合に使われる。縦組みでは、行の最下部を揃えることだが使うことはない。中央揃えは、横組みのみに使われる配置で、各行の中央が揃うパターン。また、左端から右端まで文字の間隔を均等に配置する均等割付や、複数行にわたる文章で、最後の行のみ左揃えにする両端合わせもある。用語はソフトによって異なる。

組版

組版(クミハン)

組版(くみはん)もともとは活版用語。版を作成する工程のひとつで、原稿レイアウトの指定に従って活字を組み、写真版などの凸版と一緒にページを作成することを「組版」と言った。この組版作業は、活字を拾う「文選」と、拾った活字をレイアウトに従ってページに並べる「植字」に分かれ、主に植字部分が組版となる。電算写植やDTP環境に移行してからも、文字と写真版、図版を組み合わせてページを作成することを組版と言うが、この場合、入力作業が活版の文選にあたり、DTPソフトでページメイキングする作業が植字にあたる。日本語には、漢字、ひらがな、カタカナ、ローマ字、数字など様々な文字があり、印刷物を読みやすくするための細かなルールがたくさんある。

組方向

組方向(くみほうこう)日本語組版で文字を縦か横の方向に並べて版を作ること。縦方向に並べることを、「縦組み(たてぐみ)」、「横方向は横組み(よこぐみ)」と言う。同じ活字で縦方向、横方向を使い分けられるのは日本語の特徴でもあり、漢字を使う中国語なども同じように組方向を選ぶことが多い。文中に欧文が混じる、数式を挿入しやすいという点からも、学術的な書籍には横組みを使っているものが目立つ。左から右方向へとページをめくる、いわゆる左開きの場合は本文など縦組み、右から左方向へとページをめくる右開きの書籍、雑誌は本文を横組みすることが一般的。ただし、同じページ内で本文のみ縦組み、それ以外のタイトル、キャプションなどは横組みとするなど、見やすさなどを考慮してそのつど決められるケースが多い。

クリッピングパス

クリッピングパス画像の編集に使われるレイアウトソフトAdobe Photoshopで、画像の切り抜き部分を指定する輪かく線のこと。切り抜きたい部分に沿ってパスで囲むと、選択された範囲以外の箇所はマスク(隠す)されるため、IllustratorやInDesignなどのDTPアプリケーションでクリッピングパスを使用した画像を配置するとき、マスクが透明部分として認識され切り抜きが再現される。保存は、プリンターのページ記述言語により形式が変わり、PostScriptプリンターで印刷する画像ならEPSファイル形式を、それ以外はTIFFファイル形式を選択。保存した画像をDTPアプリケーションに取り込むと、保存したファイル形式やレイアウトソフトの種類によって認識されない場合もある。

ケータイ小説

ケータイ小説(ケータイショウセツ)

ケータイ小説(けーたいしょうせつ)2000年代に登場した文化で、携帯電話を用いて執筆、閲覧されるもの。SNSやブログ、さらに無料ホームページ作成サイト「魔法のiらんど」で一般の素人による投稿がブームとなり、2007年には文芸書の人気ランキングにケータイ小説をもとにした文芸書がランクインするなど社会現象となる。そもそものブームのきっかけはYoshiによる「Deep Love」とされ、ケータイ小説はひとつひとつの文章が短い、改行が多いなどケータイならではの読みやすさを求めた特徴が文章にも反映され、書籍化された際にも、あえてケータイ小説の画面と同じ書き方で印刷することが多い。一時期は爆発的な売り上げを誇ったケータイ小説だが2008年以降、爆発的なヒットとなった作品はなく、また現在はより大画面で執筆、閲覧ができるスマホ小説も浸透してきている。

罫線

罫線(けいせん)ノート、便せんなど手書きで文字書く際などに、揃えて綺麗に書けるよう目安となる線のこと。ノートなどに書かれ縦書きでも横書きでも1行ごとに等間隔で書かれていることが一般的。「罫(けい)」と呼ぶこともあり、出版業界では表などの枠線を指して「罫線」と言うことも多い。太さによって表罫(おもてけい)、裏罫(うらけい)などに分かれている。一番太い表罫は約0.1mm、裏罫は約0.45mmとなる。帳票の設計基準について規定してある日本工業規格(JIS)による「JIS Z 8303」では、帳票で使う表の罫線は枠には裏罫か中細罫、表内には中細罫か細罫を使うようにと細かく規定されている場合もあるが、太さにより名称が異なる他、波線は「波罫(なみけい)」、破線を「ミシン罫」など形状により呼び名が変わることもある。

懸賞

懸賞(けんしょう)テレビ、新聞、雑誌などのメディアで景品や賞金を提供するためのもの。何らかの広告、宣伝を目的として行なわれ大別すると、懸賞を実施する会社の商品を買わなくても、簡単なクイズに答えるだけで応募できるオープン懸賞、懸賞を行なう企業の商品を購入しないと参加できないクローズド懸賞がある。仮に雑誌に付いているハガキからしか応募できない場合は、クローズド懸賞ということになる。プレゼントする景品の上限は懸賞ごとに規制されていて、特に金額が高価なものは誰でも参加できるオープン懸賞とすることが決められている。雑誌の読者プレゼントも過大な景品類の提供は禁じられひとつの景品に付き、定価の20倍までの価格とされる。だが、アンケートを付ければ景品は3万円以内が認められるなど、細かな条件がある。

献辞

献辞(ケンジ)

献辞(けんじ)小説や詩、評、論文などに、「〜へ」、「〜に捧ぐ」など、著作物の冒頭1ページに記される言葉。著者や発行者が主に家族や恋人、親友といった人に本を贈るとき、あるいは、その作品の成立にあたって、その作家の生活に援助を与えた協力者やパトロン、パトローネに感謝の意を示すために献呈する場合もある。その人物に読ませる、聞かせるために作った作品にも記される。「献詞、献辞文」とも言う。著者や発行者が著書を通して伝えたかった相手が誰なのか、その人に何を伝えたかったのかがよく伝わる。銅像や絵画などの美術作品、音楽にも記される。音楽の場合は楽譜に記され、初演者、もしくは希望する初演者に贈られる。書籍の内容にかかわった人物は、献辞ではなく、序文や謝辞、あとがきで協力者などとして言及されることが多い。

下版

下版(げはん)かつて活字を組み合わせて作った版(活版)を使用して印刷を行なっていた時代があり、印刷会社は編集者やデザイナーが作った原稿や製版指定書をもとに印画紙に出力した原稿や図版を台紙にはりつけ、ひとつひとつ手作業で行ない、版下を製作していたという。その際、次の作業に移ることを「版を下ろす(下版)」と呼んでいたことから、校了になった組み版を次の工程である製版、印刷などに移すことを言う。オフセット印刷では、製版を終了し、フィルムを刷版の作成にまわすことを、また、現代のDTPというコンピュータで行なうデジタル製版ではデータの出力紙を出力センターや印刷会社に渡すことなどを「下版」と呼ぶこともある。なお、日本における活版は皆無に近い。

校閲

校閲(こうえつ)原稿と試し刷りを見比べて、語句の誤りを正すことを「校正」と呼ぶのに対し、校閲は書いてある内容の事実関係にまで踏み込んでチェックすること。新聞社や出版社では専門の部署を呼ぶことも多く、校閲を担う人は「校閲者(こうえつしゃ)」と呼ぶ。また、企業から依頼を受けて校閲業務を受注するフリーランスや、校閲者が在籍し校閲のみを専門に担う会社も存在している。校閲では単純な誤字脱字の他、写真、デザインに対する指示も入る。バスや電車の時刻表など書かれている情報に誤りがないかを入念に確認する。また、出版社や新聞社ごとに定めた表記の統一ルーツも把握し、原稿がその規定に沿っているかも合わせてみるため、校閲者は出版社の表記ルールも熟知しておく必要がある。実際の執筆者以外が目を通すことで誤りを直すことが目的であり、出版社や新聞社にとっては出版物としての価値を高める部分を担っている。

広告代理店

広告代理店(コウコクダイリテン)

広告代理店(こうこくだいりてん)広告を取り扱う会社を総じて「広告代理店」と呼び、広告を必要とする大・中・小の様々な企業と取引を行なう。取引先の商品を広く告知するため、テレビ、ラジオ、WEB、出版物と様々なメディアを選択しているのも特徴。出版社とは企業によるタイアップ広告などの際に取引が発生することが多く、広告作成のための企画立案、取材、撮影日などスケジュールの全体も把握し、担当編集者と一緒に業務を行なっていくことになる。出版社の営業部は、当然ながら自社の出版物の広告のみ取り扱うのに対して、広告代理店は複数の出版物の広告ページを販売できるため、同じ出版物でもより取引先にとって効果の高い出版物を売ることができる。出版社と契約し、複数ページに渡る広告を買い取り、自社で一括して販売する代理店もある。

校正

校正(こうせい)校正の校は比べる、正には誤りを正すという意味が込められている。もとになる原稿と、刷り上がった試し刷りの校正刷りを比べ、原稿と違うところを見つけ、誤りを正す作業を指す。赤色のペンやボールペンで訂正指示を入れていくことが一般的。原稿に忠実に刷り上がっているか校正刷りと比べるのだが、明らかな誤字・脱字を訂正する他、送り仮名、媒体ごとの統一表記に沿った書き方に変えていく作業も行なう。基本的に、校正を担当する校正者が、むやみに原稿の誤りを推測して書きかえることは行なわず、校正刷りの箇所に疑問点を書き添え、担当した執筆者や担当の編集者が訂正を加えることが多い。赤字での訂正指示は、作業する人が読みやすいように書くことはもちろん、余白に書くなどさらに別の誤りを引き起こさないように書き加えられる。初校、再校などでも確認、修正作業は行なわれ、これらの作業を総じて「校正」と呼んでいる。

校正記号

校正記号(こうせいきごう)印刷物の校正刷りを見て、間違っている箇所を赤色のボールペンや鉛筆などの筆記用具を用いて修正の指示をするときに使う記号のこと。JISのJIS Z 8208により規定されている。組版オペレーターが誤解しないよう、はっきりと分かるように記入する必要があり、あいまいな指示や抽象的な表記は避けるのが基本。最も多く使われるのが、文字や記号などを変えたり、または取り去ったりといった文字修正を指定するケース。対象とする文字に打ち消し線を引くか丸囲みし、そこから引出し線を引き、変更する文字を記入する。文字削除の指定も多く、その場合は逆斜線か打ち消し線を該当文字に書き、「トル」または「トルツメ」と引出し線を引いて書く。文字の挿入や文字の入れ替えなども多い。

校了

校了(コウリョウ)

校了(こうりょう)校正の責任者が最終チェックを行ない、修正の必要がないことを確認すると、校正が完了し、これ以上校正刷りを必要としなくなる。その状態を「校了」と言う。まだ修正しなければならない箇所が残っていても、校正刷りを出さなくても良い場合は責了とし、組版担当部門や印刷所が責任を持って修正を終える。多少の赤字があっても、進行予定などの都合で責了とすることがある。責了の赤字が直され、校了データとなると、次の製版工程で色校正ゲラが出される。「校了」とは、印刷しても差し支えない状態になることであり、印刷物は校了してから印刷をはじめるため(ページ数や部数にもよるが印刷は基本的に発行日前の1週間を印刷の期間として確保する必要がある)、印刷物の発行日が決まると自動的に校了日も決まってくる。

コントラスト

コントラスト印刷において、写真画像などの明暗比のこと。主に、画像の明暗の差が大きいことを「コントラストが強い」、明暗の差が小さいことを「コントラストが弱い」と言う。コントラストを高くすると、明るい部分はより明るく、暗い部分はより黒く表現され、メリハリのある鮮やかな印象を与えるが、中間色の階調が失われ粗雑な印象のものになる。逆にコントラストを低くすると、明暗の差が平均化され、中間色が増えて全体的に滑らかな落ち着いた印象となるが、行き過ぎると、明るい部分や暗い部分がはっきりしなくなり、メリハリのない不鮮明なものになる。デジタルカメラで撮影した画像がDTPでは主流になっている近年、コントラストの種類が選べるDTPソフトの開発も進む。

誤植

誤植(ごしょく)印刷物の文字や数字、記号に誤りがあること。「ミスプリント、タイプミス」とも言う。活字箱から一字一字の活字棒を取り出し原稿通りに植字していた旧来の活版印刷において、活字の組込みを誤ったことが語源となっている。活版印刷のあとに主流となった手動写植であっても、大量の文字を人の手でひとつずつ選んで転写するため誤字、脱字の誤植が生じた。一方、電算写植や現在主流となっているDTPの時代になると、キーボードの打ち間違いなど単純なタイピングミスによるものと、使用する日本語入力システムの操作ミス(変換ミス)による誤植に大別される。活版印刷がほとんどない今でも専門用語として引き継がれている。なお、手書きの原稿の脱字や誤字は誤植とは言わない。

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