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ブックデザインに贈られる賞



ブックデザインは「装丁(装幀)」とも呼ばれ、本のカバーや表紙のデザインのみならず、判型(サイズ)、本文・見返し・扉・外函のレイアウトや、用紙・表装材料の選定も含む書籍全体の設計をいいます。出版業界では、書籍の発行点数の増加にともない、カバーのビジュアル化を重視して販売促進を行なってきました。そうした中で、プロの装丁家が数多く生まれ、書店の店頭は華やかに彩られました。ここでは、優れたブックデザインに贈られる主な賞を紹介します。

「講談社出版文化賞 ブックデザイン賞」

「講談社出版文化賞 ブックデザイン賞」

講談社出版文化賞は、出版文化の向上に貢献した「さしえ」「写真」「ブックデザイン」「絵本」の4部門の優れた作品に与えられる賞です。1970年から講談社が主催していますが、他社の書籍も対象になります。前年に発行された書籍のうち、新聞社、出版社、有識者からの推薦をもとに選考され、受賞者が決定します。

講談社出版文化賞「ブックデザイン賞」

講談社出版文化賞「ブックデザイン賞」

近年の受賞者(装丁者)と作品は以下です。

  • 第41回(2010年)多田進『酒中日記』、帆足英里子『ゼロの王国』
  • 第42回(2011年)勝呂忠、水戸部功『ハヤカワ・ポケット・ミステリ』シリーズ
  • 第43回(2012年)岡孝治『地の底のヤマ』『裂』、副田高行『ゴルフのすべて』『ダウン・ザ・フェアウェイ』BOX入り 2冊セット
  • 第44回(2013年)菊地敦己『もののみごと 江戸の粋を継ぐ職人たちの、確かな手わざと名デザイン。』※敬称略

「造本装丁コンクール」「JAGDA賞」

「造本装丁コンクール」「JAGDA賞」

出版に関連する団体が主催する賞もいくつかあります。

日本書籍出版協会と日本印刷産業連合会が主催する「造本装丁コンクール」は、1966年に創設されました。前年に発行された書籍で、出版社、印刷・製本会社、デザイナーなどから応募があったものを12部門に分類して審査を行ない、授賞作品を選考しています。全応募作品は「東京国際ブックフェア」で展示されます。また、入賞作品はドイツで開催される「『世界で最も美しい本』国際コンクール」に出品されており、金賞以下、数々の賞を受けています。

JAGDA(日本グラフィックデザイナー協会)が主催する「JAGDA賞」は、2008年に創設されました。『Graphic Design in Japan 2013』出品作品を対象に、「ポスター」「シンボル・ロゴ」「新聞広告」など10カテゴリーに分けて審査員が選考します。このうち「ブック・エディトリアル」部門が優れた装丁に与えられる賞です。

造本装丁コンクール

造本装丁コンクール

第47回(2013年)の主な受賞者(装丁者)と作品は以下です。

文部科学大臣賞
渡部智宏、平綿久晃『われた魯山人』
経済産業大臣賞
中野豪雄、鈴木直子(中野デザイン事務所)『アルケオメトリア 考古遺物と美術工芸品を科学の眼で透かし見る』
東京都知事賞
関岡裕之、西野嘉章『浮遊的前衛』

JAGDA賞「ブック・エディトリアル」

JAGDA賞「ブック・エディトリアル」

近年の受賞者(装丁者)と作品は以下です。

第4回(2011年)
服部一成『ロトチェンコ + ステパーノワ -ロシア構成主義のまなざし-』
第5回(2012年)
葛西 薫『フィリップ・ワイズベッカー作品集』
第6回(2013年)
田中義久『その森の子供』※敬称略

(参考資料『メディア用語を学ぶ人のために』「講談社」「日本印刷産業連合会」「日本書籍出版協会」「JAGDA」)