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文学賞の最高峰、直木賞と芥川賞



日本で最も栄誉ある文学賞といえば、直木賞と芥川賞です。毎年2回、発表されるこれらの賞には世間の注目が集まり、受賞作が掲載された雑誌や単行本は書店で平積みされ、多くの文芸ファンに読まれてベストセラーになります。日本文学振興会が贈呈する直木賞と芥川賞とは、それぞれどんな賞なのか紹介します。

直木賞とは?

直木賞とは?

「直木賞」とは通称であり、正式には「直木三十五賞(なおきさんじゅうごしょう)」といいます。1935年、43歳で夭折した作家である直木三十五氏の名を残すべく、1935年に菊池寛氏により創設されました。短編・長編は問わず、新聞、雑誌、単行本の中で発表された大衆文芸作品のうち、最も優秀な作品に与えられる賞です。

対象は、無名・新進・中堅作家と規定されていますが、近年は新人よりも中堅作家に受賞が集中しており、大衆文学における権威ある賞という位置づけになっています。年2回の発表のうち、上半期は選考会が7月中旬、贈呈式が8月中旬に行なわれ、受賞作は『オール讀物』(文藝春秋)9月号に掲載されます。下半期は選考会が翌年1月中旬、贈呈式が2月中旬に行なわれ、受賞作は『オール讀物』(同)3月号に掲載されます。受賞者には、正賞として懐中時計、副賞として100万円が贈られます。2013年上半期で第149回を迎えましたが、受賞者が2名の回もあれば、該当者なしの回もあります。

  • 第145回(2011年上半期)池井戸潤『下町ロケット』(小学館)
  • 第146回(2011年下半期)葉室麟『蜩ノ記』(祥伝社)
  • 第147回(2012年上半期)辻村深月『鍵のない夢を見る』(文藝春秋)
  • 第148回(2012年下半期)朝井リョウ『何者』(新潮社)、安部龍太郎『等伯』(日本経済新聞出版社)
  • 第149回(2013年上半期)桜木紫乃『ホテルローヤル』(集英社)
  • 選考委員は、浅田次郎、阿刀田高、伊集院静、北方謙三、桐野夏生、林真理子、宮城谷昌光、宮部みゆき、渡辺淳一の9名(2013年現在)※敬称略

芥川賞とは?

芥川賞とは?

「芥川賞」の正式名は「芥川龍之介賞」です。1935年、菊池寛氏が 芥川龍之介氏の業績を記念して、直木賞と同時に創設しました。新聞、雑誌に発表された純文学短編作品のうち、最も優秀なものに与えられる賞です。対象は、主に無名もしくは新進作家であるため、若年での受賞が大いに話題になります。その例として、第130回(2003年下半期)の綿谷りさ氏(19歳11ヵ月)、金原ひとみ氏(20歳5ヵ月)の同時受賞は、最年少記録を大幅に塗り替えて反響を呼び、受賞作を掲載した『文藝春秋』平成16年3月号は、初版80万部、最終的には119万5000部が完売したのです。年2回、直木賞と同時期に選考会・贈呈式が行なわれ、正賞・副賞も同じですが、掲載誌は『文藝春秋』9月号・3月号になります。

  • 第145回(2011年上半期)なし
  • 第146回(2011年下半期)円城塔『道化師の蝶』(群像)、田中慎弥『共喰い』(すばる)
  • 第147回(2012年上半期)鹿島田真希『冥土めぐり』(文藝)
  • 第148回(2012年下半期)黒田夏子『abさんご』(早稲田文学)
  • 第149回(2013年上半期)藤野可織『爪と目』(新潮)
  • 選考委員は、小川洋子、奥泉光、川上弘美、島田雅彦、高樹のぶ子、堀江敏幸、宮本輝、村上龍、山田詠美の9名(2013年現在)※敬称略

(参考資料:「文藝春秋WEB」)