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書店情報

陳列する本が書店の個性



古書店の開業を考えるのであれば、長くお店を続けていくためにも、「店の個性」をどう打ち出すかを考えておく必要があります。

店の個性を前面に出す

店の個性を前面に出す

新刊を扱う書店では、ジャンルごとに分類して本を並べています。最近では、絵本や洋書、音楽などに限定した専門店も増えてきました。古書の世界も同様です。と言うより、美術書の中でも浮世絵だけとか、宗教書の中でも仏教書あるいはキリスト教だけというように、そのジャンルは、より細分化されています。

店の特徴は、扱う本に現れます。わかりやすく言えば、「この店だから」というような他店との差別化です。珍しい本を陳列しているとか、そのジャンルでの在庫数なら日本NO.1クラスなども差別化ですが、それだけではありません。仮に、同じ「文学」というジャンルを扱う店が隣り合っているとしても、商品構成は異なります。店主の感性にあった商品展開をしているからです。2つとして同じ店などありません。これが「店の個性」です。

また、何でもないような書物や資料を、どのように商品にするかも重要です。店主が身につけた商品知識をもとに自分なりに再評価し値段をつけます。古き良きものに、新しい価値を見出すのも古書店の役割であり、店の個性が活かせるのです。

店舗形態にも個性がある

店舗形態にも個性がある

世界一の古書店街として知られる神田神保町には、広いジャンルの古書を扱う店から専門的なジャンルの本だけを扱う店まで、約160(組合加入店)もの古書店があります。店舗の広さもそれぞれですが、通路が狭く、本の倉庫にでも入ったかのような錯覚を受ける店もあります。これが、古書店に対する一般のイメージかと思います。

一方で、インターネットやカタログの販売に特化した店(事務所営業という)があります。仕入れた本をすぐにインターネット上にアップできるので、「スピード」という大きなメリットがあります。注文はメールやFAXで受けつけます。「書名と本の状態、金額」を掲載するだけでも注文が入ります。インターネットは不特定多数の人が目を通しているので、いつも検索をかけて待ち構えているファンがいるのです。

古書店は本の歴史博物館

古書店は本の歴史博物館

いろいろな本を眺めながら、ただブラブラするのは、古書店街を歩く楽しみの1つです。目の前に美術全集が現れたかと思うと、次の店では難しそうな哲学書の山。新刊書店では目にできないような年代物の書籍が並んでいます。いわば、本の歴史博物館。子どもの頃に読んだ本にバッタリ出あうこともあります。どの店も「個性」を前面に押し出して、お客様が来るのを待っています。

古書店には、気難しそうな店主がメガネの奥からじっとこちらを見ているというイメージがあります。しかし、そんなことはありません。店主はプロなのですから、揃えている古書のことについて、気軽に話しかけてみましょう。その知識の豊富さに、圧倒されることはまちがいなしです。そんな店主に会えるのも、ブラブラ歩きの楽しみです。(取材協力:東京都古書籍商業協同組合)