ご希望の本屋[書店]情報を無料で検索できます。

施設検索/ホームメイト・リサーチTOP

マーケットピア
本屋[書店]
トップページへ戻る
トップページへ戻る

書店情報

古書店に重要な情報のネットワーク



一定の品質の商品をどれだけ継続して保てるかが、古書店経営のポイントです。たいせつなのは、商品、人、情報の3つのネットワークを構築することです。

商品についての幅広い勉強が必要

商品についての幅広い勉強が必要

古書組合に加入をしなくても古書店を経営することはできます(古物商許可は必要)。ただし、古書市(交換会)に参加することができない分をカバーする努力が必要です。つまり、商品知識を増やす努力です。これを怠ると『井の中の蛙』になってしまい、経営も頓挫してしまいます。

古書は、昨日出版された本から平安時代に出版された本まで、膨大な数にのぼります。すべてを知っているということは、まずありえません。「専門ジャンルだけ知っていればいい」といった狭い料簡では、いつか行き詰まってしまいます。他の古書店にも足を運んで店主の話を聞き、専門外のジャンルの本についても知識の幅を広げる勉強を続けていかなければならないのです。

大事なのは、商品、人、情報のネットワーク

大事なのは、商品、人、情報のネットワーク

古書店経営者にとって重要なのは、商品、人、そして情報のネットワークです。組合に加入している古書店にとっては市場がその1つとなるでしょう。市場に出品された本がいくらで落札されたかは見ていればわかります。そこから「最近、美術書が高値で取り引きされている」とか「このジャンルの本がはやっている」といった情報が入り、相場を知ることができます。専門分野だけでなく、他の分野についても少しずつわかるようになります。

市場は、同業者との情報交換や交流の場でもあるので、仕事や本のことでわからないことがあれば、多くの先輩からアドバイスを受けることができます。経営上の悩みにも答えてくれるはずです。失敗談などを聞かせてくれるかもしれません。人間関係を築くには、直接話を聞くことです。仕事の話や専門外のジャンルの本の話、ときには仕事を離れた世間話も大事なことなのです。話す相手が増えるに従って、商品知識も、人とのつきあいも、情報も、加速度的に広がっていきます。何より、会話を重ねることで信頼関係が生まれれば、他の市場や催事にも誘ってもらえるようになり、販売のチャンスも広がります。また、そこでの古書店主やお客様との会話で情報はさらに広がります。こういった人との交流は、人脈を広げることにも役立ちます。人脈によって集められた情報は、インターネットではわからない、まさしく生きた情報です。

お店に閉じこもって、お客様が来るのを待っているだけでは、商品知識もネットワークも広がりません。少しでも時間が空いたときには、全国にある古書組合や古書店のホームページ・ブログに目を通して、新しい情報がないかチェックすることも必要です。ただし、情報は集めることに意味があるのではなく、それをどう分析するかが大事であることを肝に銘じて、経営に活かしていかなければなりません。(取材協力:東京都古書籍商業協同組合)