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古書店組合に加入



古書組合は全国にあります。ここでは、古書組合への加入手続きと、加入のメリットについて見ていきます。なお、古書組合に加入をしないで営業をしている古書店もたくさんあります。

古書組合に加入

古書組合に加入

一部の県を除き、ほとんどの都道府県に古書組合があります。どこでも希望する組合に加入できるというわけではなく、店舗や事務所のある場所、つまり古物商許可を取得した地域の古書組合に加入することになります。加入が認められれば、各地の古書組合で開催されている古書交換会(市場)を利用できます。また、古本まつりなど展示即売会への出展、古書組合が運営している販売サイトにも出品できるようになります。つまり、大阪の古書組合に加盟すれば、近郊の京都や名古屋だけでなく、関東や九州の市場でも売買に参加できるということです。

もちろん古書組合に加入しなくても古書店を営業することはできます。店主の方針によって、組合に加入せずに営業をしている古書店も少なくありません。

加入には審査がある

加入には審査がある

古書組合へは誰でも加入できるというわけではありません。各組合によって条件が多少異なりますが、大前提として「古物商の許可を受けている」「古書籍を扱う」の2つを満たす必要があります。ここでは、東京古書組合の加入条件(一部抜粋)を例に見ていきます。

  1. 古物商の許可を受け、古書籍類を扱う小規模事業者であること。
  2. 東京都内に事業所があること。
  3. 古書籍販売を専業とすること。
  4. 加入後、役職就任の要請時に、その役を引き受け組合運営に参画する意思があること。
  5. 基本的には、すでに古書店として営業している、または開業の準備ができていることなどが前提です。これの基準を満たしている加入希望者は、必要書類一式を古書組合に提出します。「開業後すぐで商品がそろっていない」「経営プランがあいまい」というような場合は加入を保留されることもあります。

古書組合に加入するメリット

古書組合に加入するメリット

古書組合に加入する最大のメリットは、業者同士で売買をする古書交換会(市場)を利用できることです。古書交換会は、自店には不向きのジャンル、また大量の仕入れにより自店だけでは取り扱いがしにくいものを出品することで、他の古書業者により高値で買ってもらう一方で、自店向きの商品を仕入れることのできる場所です。

こうした古書の市場は全国で開催されています。東京古書組合では平日なら毎日開催され、全国から集められた古書が活発に取り引きされています。こうした市場を利用することで安定した仕入先を確保できるため、自分にあった店作りに役立ちます。市場にはありとあらゆるジャンルの本が出品されているので、普段扱わない分野の本を目にする機会が増えます。他店がどのようなジャンルを扱って、どんな商品に人気が集まっているのか、また、どのぐらいの価格で取り引きされているのか、市場を利用することで商品知識を増やすことができます。(取材協力:東京都古書籍商業協同組合)