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専門古書店は本の博物館



図書館や博物館・美術館でしか見ることのできないような「お宝」級の古い書物。専門古書店では、そんな「お宝」を買うこともできるのです。

1,000年以上の時を超えた貴重な逸品

1,000年以上の時を超えた貴重な逸品

古書店では和本を専門に扱っているところがいくつもあります。和本とは明治以前の日本で作られていた和綴本のことで、日本の文化遺産です。明治以前ということは、作られてから100年以上経っている本ということです。それだけでもいかに貴重なものなのかがわかります。博物館や美術館ではガラス越しにしか見ることができない100年以上昔の本が、古書店では実際に手に取り、見ることができます。そしてもちろん買うこともできます。中には教科書に載っているような貴重なものもあります。

作られた年度がはっきりしているものとしては世界最古の印刷物「百万塔陀羅尼」。法隆寺に伝わる、奈良時代に刷られたこの経文は、国立国会図書館や印刷博物館、大学の歴史資料として所蔵されていますが、古書店でも所蔵されているのです。

教科書に載っているものも

教科書に載っているものも

1774年に初版が発行された「解体新書」。杉田玄白が翻訳した、日本初の本格的な西洋解剖学書として有名です。歴史の授業で、その名を耳にしたこともあるでしょう。本編4巻と図版1巻の5巻セットで、1巻でも欠けてしまえば、その価値は半減してしまうとか。そんな博物館や大学関係に所蔵されてもおかしくない「解体新書」が古書店にあり、しかも個人でも購入できることは、あまり知られていません。医学を志したことがなくても、また買わないまでも、一度は見てみたい一品です。

時代を感じさせる表紙たち

時代を感じさせる表紙たち

多くの人に知られる歴史的文献以外にも、江戸時代、明治、大正、昭和初期などの古書は書籍の変遷を見ることのできる、歴史的・文化的な資料です。それまで縦書きだった表紙が、大正の頃には横書きが登場しました。現代のように左から右にではなく、右から左に印刷されています。また本の装丁は時代とともに移り変わります。文芸書などで長年にわたり何度も出版されているものは、印刷された時代の違いで、表紙もずいぶんと変わっています。見比べてみるのも楽しいことでしょう。

文化的な価値

文化的な価値

江戸時代の古地図を見ながら、当時の町並みを想像したり、浮世絵や黄表紙で当時の文化を垣間見たり、江戸時代へ思いを馳せ、江戸情緒に浸ることもできます。

また明治時代の文豪たちの初版本や草稿、書簡などもあり、芥川龍之介や夏目漱石などの直筆を見ることもできます。明治時代の教科書や、町並み・人々の暮らしを写した写真など、当時の様子を伝える、文化的に価値あるものも見ることができます。

本物は、直接目で見て、手で触れて、その良さを感じたいものです。歴史的に価値の高い古書や文化的に価値のある古書に触れられる古書店では、その良さが直に伝わってきます。博物館や美術館では体験することのできないことが、古書店では体験できるのです。(参考資料;「神保町へ行こう」、「ナビブラ神保町」、「BOOK TOWNじんぼう」)