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古書店街を歩く



一軒の古書店では見つからなかった本も、何軒かの古書店を探せば見つかる可能性が高くなります。古書店が集まる古書店街を歩いて、あなただけの一冊を探してみましょう。

世界的にも有名な神保町

世界的にも有名な神保町

古書店街と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、神田神保町(以下、神保町)の古書店街でしょう。約180もの古書店が並ぶ、日本屈指の古書店街です。昔ながらの古い佇まいの店舗や、新しいビルの1階に陣取っている店舗、中にはビルの各階すべてに専門分野が違う古書店が入っているところもあります。文学、歴史、哲学、洋書、和本、自然科学、エンターテインメントなど、あらゆる分野の専門店が並んでいます。

神保町を歩いて、まず目につくのが各店舗の店頭に置かれているワゴン。このワゴン内の本はかなり安くなっていて、「40~70%オフ」「この中100円」「この中300円」などの価格が表示されています。古書としては比較的新しい文庫本が多く置かれ、各古書店の専門とは関係ないものもあります。

見せ方にも神保町らしさが

見せ方にも神保町らしさが

古書というと薄汚れているイメージもありますが、店によっては1冊1冊にトレーシングペーパーをかけて、汚れや日焼けを防いでいるところもあります。また、シリーズものや上下巻ものは、まとめてビニールで包んである店も多く見かけます。

店内には、各古書店の専門とする古書がうずたかく平積みされています。分厚い全集やシリーズものなどは、紐でひとつにくくられるかビニールで閉じられ、「○○全集 全○巻 〇〇円」と書かれた縦長の紙が札のように付けられています。いかにも店主の手書きという文字で書かれ、「これぞ神保町」という味わいがあります。

始めはなかなか店内に入りづらいかもしれませんが、興味がある店を見つけたなら、思い切って入ってみましょう。店頭よりも更に古い本や専門性の高い本が店内で待っています。

店内に入らなくても、ショーウィンドーに江戸時代の浮世絵や昔の相撲の番付表、懐かしいテレビ番組の台本など、ディスプレイされているものを外から見ているだけでも十分に古書の世界を堪能できます。

古書店街はほかにもあります

古書店街はほかにもあります

東京には神保町以外に、東大赤門前、本郷通り沿いの「本郷古書街」と早稲田通り沿いで高田馬場から早稲田あたりまでの「早稲田古書店街」があります。

「本郷古書街」は、東大の近くという場所柄、古典籍、学術書を専門に扱うところが多く、40軒以上の店舗があります。専門性が高いので、一般的には馴染みが薄かったのですが、近年ではアートやサブカルチャーを扱う店も増え、間口が広がっています。「早稲田古書店街」は、かつては40軒ほどあった古書店が今では20軒ほどに減ってしまいましたが、学生に重宝されている古書店街です。近年では西荻と中心に荻窪から吉祥寺にかけてのエリアに古書店が増え、新たな古書店街を作っています。

大阪には、「阪急古書のまち」があります。阪急梅田駅近くの高架下に十数軒が軒を連ねています。大阪の中心・梅田駅の近くなので、立ち寄りやすい古書店街です。

古書との出会いは一期一会。迷って購入しなかったら、次に行ったときにはすでに売れてしまっていることが多いものです。そんな古書との出会いも古書店街と歩く楽しみのひとつです。(参考資料;「BOOK TOWN神保」、「神保町へ行こう」、「文化の薫り、古書に囲まれた暮らしのすすめ」「文京の古本屋」、「早稲田の街…わせまちドットコム」、「早稲田ウィークリー」「古本よみた屋」)