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帯の魅力



ここでは、書籍における帯の魅力について説明します。

「帯」の役割とは?

「帯」の役割とは?

1日200点以上もの新刊本が出版されている書籍。書店では、つぎつぎと新しい新刊本が平台に積まれ、その中から手に取ってもらうために大きな役割を果たしているのが帯です。

帯とは、本の表紙カバーや外箱の上に帯のように巻いてある細い紙のことで、別名で「腰巻」とも呼ばれています。読者にその本の魅力をアピールし、手にとってもらうことを目的に、内容の紹介や著名人による推薦文などの言葉を記載します。

本への情熱が「帯」に

「帯」や「腰巻」といわれるのは、我が子を大事に育てるように本も手塩にかけてつくられていることから、人が身につける衣服と同じように考えられたのでは、という説があります。帯のはじまりは、1900年(明治33年)に民友社が刊行した『自然と人生(徳富蘆花 著)』が元祖だといわれています。その当時も、現在と同じく書籍の内容の一部を紹介することを目的に帯が使われていました。

魅力的なキャッチコピーとデザインで心をつかむ

限られた小さなスペースの中で本の魅力をアピールするために、現在はデザインやキャッチコピーにさまざまな創意工夫がされています。特にキャッチコピーは、多くの人の興味を引くように、練りに練った言葉やインパクトのある言葉が使われています。

例えば「100万部突破」「直木賞受賞作」といったシンプルで力強い言葉から、「東大・京大で一番読まれた本『思考の整理学(著者:外山 滋比古)』」、「いい女は夜中に焼き肉を食べている『23時から食べても太らない方法(著者:伊達 友美)』」、「ますますパワーダウン『老人力(著者: 赤瀬川 原平)』」など、好奇心をそそられるものや思わず笑ってしまうものまで、実に多彩です。

さらに、個性的なデザインや色で人目を惹きつけている帯もたくさん登場しています。4~8cm幅の帯が一般的ですが、表紙の半分以上の幅の帯や、宣伝効果を高めるために視覚的に魅せる蛍光色を使った帯も登場しています。帯は、表紙カバーとのバランスや予算によって色の数や種類が制限されることもあるため、制限のある中で、いかに魅力的にみせるかはデザイナーの腕の見せどころになります。

帯のある電子書籍が登場?!

「Kindle」(キンドル)や「ソニー電子書籍リーダー」、「koboglo」(コボグロー)など電子書籍用端末の登場で、電子書籍の市場は急速に成長していますが、書籍のデジタル化が進むと、読者の心をつかみ、限られたスペースの中で本の魅力を伝える「帯」の存在は、どのように変化していくのでしょうか?

電子書籍の市場はこれからますます発展しそうですが、中でもユニークな取り組みをしているのが、新潮社のデジタルコンテンツライブラリー「Sincho Live」です。Sincho Liveでは、"帯から読む"をコンセプトに「帯ギャラリー」をオープンしており、担当編集者の思いのこもった作品として帯を紹介しています。(参考資料:「日本著者販促センター」)