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単行本と雑誌・ムック



単行本と雑誌の中間的な存在がムックです。単行本、雑誌、ムックには、それぞれの特徴や用途があります。その違いやメリットをわかりやすくご紹介します。

単行本と雑誌の違い

単行本と雑誌の違い

単行本とは、その本一冊で、単独で出版される本のことをいいます。長期的に保存されることを考えて、厚手のボール紙を使った硬くて丈夫な表紙が装丁されています。その一方で雑誌は、定期的に刊行され、冊子の形態で出版されるもののことをいいます。雑誌の多くは、月刊、週刊、季刊などの定期的なタイミングで発行されています。また、雑誌はそれぞれの編集方針に従って、記事や写真、イラストなどで構成されています。ほとんどの雑誌は、性別や年齢、趣味・嗜好などでセグメントされており、ある特定のターゲットに向けた内容で記事が構成されています。例えば、女性向けのファッション誌であれば、ある年代のファッションの流行や趣味・嗜好にあわせた内容の雑誌が、各出版社によって発行されています。

雑誌と単行本の中間「ムック」

雑誌と単行本の中間「ムック」

ムックとは、マガジン(Magazine)とブック(Book)の造語です。"M"+"ook"で「ムック」と呼ばれています。雑誌のような編集スタイルを取り入れた単行本のことで、簡単にいうと、雑誌風の単行本のことをいいます。

大きさはA4判が中心で、単行本といっても、雑誌のようにイラストや写真がふんだんに使われているのが特徴です。もともとは雑誌の永久保存版として、特別増刊号や別冊のようなかたちで登場したのがムックのはしりです。1975年ごろに登場し、現在は、バイクや自転車、アウトドア、スポーツ、ペット、美容、旅行のガイドブックなどのあらゆる分野でムックが発行されています。

ムックが定着した理由

ムックが定着した理由

雑誌は定期的に発行されるため、一定の期間を過ぎてしまうと顧客の有無に関わらず出版社に返品されてしまいます。そんな雑誌の低迷が続く中で、ひとつの打開策として定着してきたのがムックです。

ムックは雑誌風の単行本なので、一定期間が過ぎてしまっても、購入する顧客がいれば出版社に返品されることはありません。また、読者にとっては、ひとつのジャンルを深く掘り下げた内容を、雑誌のように手軽に読めるといったメリットがあります。

最近では、ファッションブランドの付録付きムックという新しいスタイルが登場しています。手ごろな価格で購入できる雑誌に、ポーチやミニバッグなどのファッションブランドの付録がついていることから、雑誌不況といわれている中で、女性を中心に絶大な人気を集めています。

これらのムックの価格は1,000円~3,000円台と、書籍の中では比較的、高額な部類に入ります。しかし、付録となるグッズはブランドのオリジナルデザインで、そのブランドの直営店でも手に入らない限定品のため、初版で10万部、20万部を超える爆発的なヒットを数多く生み出しています。特にその中でも、宝島社から発売された「イヴ・サンローラン」のムックは初版でなんと100万部を達成し、過去最高の売り上げ部数を記録しています。