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書店情報

書店の売り場で即座にできる在庫確認



POSシステムの登場で即座に在庫確認ができるようになった書店ですが、その動きはさらにポイントカードや電子タグなどの新たな試みとともに進化しています。

リアルタイムで在庫を確認

リアルタイムで在庫を確認

書店では、以前は新刊本に挟まれているスリップとよばれる二つ折りの短冊型のカードをもとに、どんな本が売れているかを把握していました。こうした手作業の在庫管理を一新したのがPOSシステムです。POSとは、「point of sale (=販売時点情報管理)」の略で、書店の店頭のレジでは、バーコードなどにより自動的に情報を収集し販売と同時に、どんな書籍や雑誌がいくつ売れたかという販売情報がリアルタイムに収集できるしくみのことです。

このPOSシステムは、現在はさらに進化しており、店舗内や同系列のチェーン店でのリアルタイムの状況が確認できるだけでなく、取次会社や出版社とも即時に販売データを共有するSCM(Supply chain management/サプライチェーンマネージメント)が構築されています。取次会社では、書店から送られてきたPOSシステムのデータを分析し、売れ行きの良い商品については欠品がないよう、あらかじめ売れる数を予測して在庫として備えることが可能になりました。これにより、売れ筋書籍の安定供給と、各書店からの注文に対してスピーディーな出荷ができるようになりました。また、在庫などの無駄を極力少なくし、販売効率の向上にもつながっています。

ポイントカードで顧客のニーズを把握

ポイントカードで顧客のニーズを把握

このPOSシステムとあわせて、売れ筋書籍の安定供給に役立っているのがポイントカードです。このポイントカードによって、どのような年代の顧客が、どこの地域で、どんな商品を購入したか、といった情報を把握することができます。このようなマーケティング情報によって、書店の立地や客層にあわせた品揃えができます。

ポイントカードといえば、顧客をお店に囲い込むという役割のものでしたが、最近は書店の枠を超えて利用できる新しいタイプのポイントカードが登場しています。まだまだ新しい取り組みですが、このような動きが業界全体での顧客ニーズの把握につながっていくと考えられています。

電子タグという新たな動き

電子タグという新たな動き

現在、書籍や雑誌の販売をPOS管理するために使われているバーコード。このバーコードに代わる新しい技術として電子タグを活用した実証実験がはじまっています。電子タグとは、ICチップと非接触型の通信アンテナが装着されているものです。

実証実験では、書籍にこの電子タグを装着してリーダーライターと呼ばれる機器で電子タグを読みとるしくみになっています。バーコードとの大きな違いは、非接触型なので距離が離れていても読み取れ、しかも同時に複数のタグを読みとることができることです。そのため、梱包したままでも在庫が確認できるため、1つ1つ書籍を手にとってリーダーで読みとるという在庫管理の作業が大幅に効率化できます。

実証実験では、売り場の平台にリーダーライターを組み込み、顧客が手に取った本を電子タグが動いたことでキャッチし、立ち読みと売り上げの相関関係を把握するという画期的な実験も行われています。電子タグは、まだまだ高額のため、実験の域を超えていませんが、次世代の技術として実用化に期待が寄せられています。