施設検索/ホームメイト・リサーチ

ご希望の書店情報を無料で検索できます。

ホームメイト書店リサーチ

書店情報

総合書店の利用法「文庫・文学書コーナー」



駅の売店でも買える、最も身近な本が文庫本。一方、気合いを入れて読まなければならないような思いを抱くハードカバーに綺麗な装丁の文学書。価格に差はあるものの、本好きにはうれしい本屋さんの花形商品です。

手軽で身近な文庫本

手軽で身近な文庫本

最も手軽な本が文庫本です。サイズがコンパクトなため、通勤や通学の行き帰りに読むにはもってこい。鞄に入れてもかさばりません。文庫は、背表紙だけ見える背ざしと、新刊やベストセラーは平積みという組み合わせで陳列することが多く、ほとんどの書店が出版社別分類、小説等は作家別分類で陳列しています。同じ作品を数社が出版しているようなケースもあります。それぞれ、ページあたりの文字数や紙質も異なるので、どの出版社の文庫が自分にあうかを見つけてみてはどうでしょう。また、各社で作成している図書目録から、思いがけない作品や作家を見つける楽しみもあります。

文庫には、長い間あるイメージがありました。それは、

  • 単行本が発刊されてある程度の時間が経つと文庫になる。
  • 主に、国内外の文学作品が文庫になる。

の2つです。しかし最近では、書き下ろしの文庫が増え、ジャンルも幅広く、経済書やコミックまで文庫化されています。ワンコイン(500円)以内で購入できる、廉価版の文庫本もあります。

話題作家の作品が文庫本になると、単行本とあわせた特別のコーナーが設けられたり、出版社企画に協力するフェアなどが定期的に行なわれたりします。文庫本は定価が安いので、書店は出版社と協力しながら、販売数を伸ばす方法を常に考えているのです。

作家別に陳列される文学書

作家別に陳列される文学書

「文学書って何?」と質問されたら、どのように答えるでしょう。ここでは、「小説や詩、戯曲などの創作物」と定義しておきましょう。

文学書は、海外の文学も含め、ベストセラーになる作品、長い期間にわたって読者の支持を受け続ける名作など、さまざまです。当時書かれた表現や文字づかいを尊重した復刻版が販売されることもあります。固定ファンがつくことも多く、特に小説の場合は、その作家の全作品を読破しているということも珍しくはありません。文学書は、作者別に陳列されるのが一般なので、好きな作家の本は、すぐに見つけることができます。

新刊は、新聞や雑誌の広告、車内吊り広告などで紹介されます。それが有名作家、人気作家の作品の場合、書店では100冊を超える本を棚やカートに積み、出版社作成のPOPに加え、書店独自のPOPまで作って宣伝に励みます。宣伝ビデオが流されることもあります。

小説に比べると、詩や戯曲などは、初刷り部数も少なく、ベストセラーになることはめったにありません。しかし、話題をさらうような本が出版されることもあり、また、何十年にもわたって読み継がれる本も数多くあります。ファンに向けて地道に本を出し続ける出版社の姿勢は真摯です。